趣味

2017年4月24日 (月)

ヤマガラちゃん

この冬、葉が落ちた冬枯れのハクモクレンの枝に鳥の巣がぶら下がっているのが見つかったことを、昨年の12月7日付けのブログに書きました。

その巣はヤマガラのものではないかと推測していますが、確たる証拠はありません。なぜそのように推測するかと言えば、昨年の夏から秋、冬にかけて数羽のヤマガラ、シジュウカラがしばしば庭を行き来し、隣のえさ場でもらったヒマワリの種を我が家の庭でゆっくりと食べる姿を幾度となく目撃しているからです。我家の庭が安心できる場所だからひっきりなしに来るのではなかろうかと思っています。つまり故郷だと。

お隣のえさ場にはもうひまわりの種は置いてありませんが、ヤマガラたちは餌を求めて相変わらずやってきます。お隣は野鳥好きのご夫婦で、自然環境的配慮から野鳥を森に返すために、餌やりを止めておられるのです。

そしてとうとうその時が来ました。4月21日金曜日の朝8時頃、やってきたヤマガラに気付いた私は、好きかどうかわからない朝食のミューズリーを手に載せて、そっと差し出しました。するとどうでしょう。少しづつ近づいてきて、とうとう手のひらに乗ったのです。それも一瞬ではなく10秒くらい。

その時の感激は何とも言えません。柔らかな足の爪が私の皮膚を握り、くちばしの先で指をつつくようなしぐさは、ミューズリーではなくてひまわりの種だとでも言っているのでしょうか。この瞬間、この子は我が家の庭で生まれた子だと確信しました。(本当かどうかはもうどうでもいいかな)

ちなみにミューズリーは乾燥した穀物やフルーツをミックスしたもので、牛乳などをかけて食べるので、ちょっと硬いかもしれません。

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焼き林檎

薪ストーブで焼いた薩摩芋の美味しさに衝撃を受けた話しは依然しましたが、今度は林檎を焼いてみました。

真横に半分に切った林檎を磁器製の小さな器に入れ、上からアルミホイルを掛けて、芋と同様に薪ストーブの灰をためるトレーの中に並べます。上で燃えている薪の温度にもよりますが、待つこと数時間、トレーから林檎の入った器を取り出して、ホイルを開けると、美味しそうに焼けた林檎が姿を現しました。果肉から出てきた濃縮されたたっぷりの果汁に漬かっています。

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トレーの場所によって焼け方が若干異なり、色味が少しづつ違います。それと、身のちじみ方も違ってきます。一番景色の良い焼き林檎が下の写真です。焼き加減、色合い、透明感がぴったしです。

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手製のロースハムと生野菜に焼き林檎、そして焼き里芋を添えた朝食プレートの出来上がりです。

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2017年2月 9日 (木)

焼き芋にはまる

11月から続いた体の不調からここに来てやっと持ち直した気分です。しばらくは記事を更新するのもだるい状態で、長らくお休みをしましたが、やっとペースを取り戻しました。

日曜日のお昼、必ず焼き芋屋の車が拡声器で叫びながらやってきますが、今年はどういう訳か買う気が起こらぬまま、見送っています。昨年までだったら、玄関先で待ち構え、千円分ほど買っていたのですが。

今は焼き芋作りにはまっています。2月に入ってからストーブの余熱を使って、試しに焼いてみたところ、その美味しさに魅了されてしまいました。

朝から夕方までは燃えた薪でできる熾き火だけで、ストーブは何となくほんわかと温まっているのですが、その時に灰を受けるトレーの中にサツマイモや里芋、ジャガイモをころがして、そのままストーブの扉を閉めればOK。

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熾き火の火加減にもよりますが、1時間ほどで焼きあがります。表面の皮は焦げてはいませんが、中の実にはしっかりと十分に遠赤外線が当たり、ほくほくの焼き芋が出来上がります。里芋も茹でるのとは違って、また趣のある美味しさになります。

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2月は「紅はるか」が最盛期とかで、八百屋には所狭しと並んでいます。紅はるかはねっとり系の芋ですが、遠赤外線でじっくりと焼けた実は適度に水分が抜け、蜜の甘さが凝縮して、夢のような味になります。

この分だと、もっと蜜が多い「安納芋」でなくてもいいかもしれません。ホクホクとした感じが好きな場合は「紅あずま」です。もう少しすると紅あずまが出回るそうなので、楽しみに待ちます。

2016年12月11日 (日)

クリスマスシーズンの味覚

この時期は家の中でゆっくりと味わいたい。

盛岡産の真っ赤なリンゴと新潟産のブライトイエローのル・レクチェのツーショット。甘酸っぱくて実がしっかりと硬いリンゴ、軽く甘い発酵臭がして実がとろけそうな洋ナシ。

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イタリアではクリスマスシーズンに必ずと言っていいほど食べるパンネットーネ。バールの店先に今頃になると山積みになっていたのを思い出す。綺麗なご婦人がパンネットーネの包みを両方の腕にもって、飛行機に乗り込んできたことも思い出す。

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年の暮れのいろんな集まりにと、一度に三本まとめて仕込んだロースハム。

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陸前高田市の神田葡萄園で仕込まれたロゼと白の新酒ワイン。昨年からワイン作りを再開しています。すっきり感が強い、呑みやすいお酒だ。ロゼは直ぐに売り切れる人気商品だそうだ。

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2016年12月 9日 (金)

プレセピオ

クリスマスが近づくとプレセピオを押し入れから出して飾り付ける。正確に言うと、2016年の場合、待降節が始まる11月29日からがクリスマスシーズンということだろうか。

プレセピオは、キリストの生誕の場面を作り出すためのさまざまな人物をかたどった人形で、大きさや、形、嗜好がいろいろとある。カトリック教会に行けば、たいていはお御堂の入り口付近に飾り付けてある。

クリスマスイブまではキリストは飾られていない。まだ生まれていないから。クリスマスからマリアとヨゼフの間に飼葉桶に眠るキリストが登場する。だから、今はまだキリスト不在のプレセピオ。

プレセピオは新年を迎えて、1月の第2週(正式には主の公現)のころまでずっと飾られたままで遥か昔にローマで暮らしたころ、新年の教会を巡って、プレセピオを楽しんだ。仕掛けがあって動き出すもの、イルミネーションがまぶしく輝くもの、等身大の大きな人形など、結構面白かったことを思い出す。

我家には、ローマの友人がくれた人間の指の大きさのプレセピオと、リサイクルで見つけた陶器製のやや大ぶりのプレセピオがある。

小さい方は丸盆の中に飾り付けて、家の中で場所を適当に移し替えながら楽しんでいる。

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大きな方は棚の上に飾り付けるが、実は東方の三博士の一人が行方不明で、足りない状態だ。まだベツレヘムに到着していない。もしかしたら、どこかで替わりを探さないといけない。

更に四人目の博士がいるとも言われています。もちろん、彼はベツレヘムにたどり着くことはなかった。(http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/f513b1b7f2eb3d85963b5b356b8c57e3 参照

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しみじみと一年を振り返るこの時期の風物詩だ。

2016年12月 7日 (水)

落ち葉

11月の終わりころ、わが家の小さな庭は落ち葉と紅葉でとても賑やかでした。ブナの木にはメジロ、ジョウビタキなどが飛んで来ては、盛んに木に巣くった虫を啄んでいました。丁度体調が悪く、何日も家の中で過ごしていた時期なので、季節が移ろう様子をじっくり見ることができました。

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今では木々もすっかり葉を落とし、寒空の中でいよいよ冬本番を迎えようとしています。まだ若干の枯葉がのこるブナの木の枝に、エメラルドグリーンの山繭がぶら下がっていました。以前はよく見かけたものですが、最近は珍しい。
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ハクモクレンの枝に何やら籠のようなものが見えました。近づいてみると、藁やビニール、糸状の植物繊維など、いろいろな材料で編まれた巣のようです。どんな鳥がここで巣作りをしていたのか、全く気付きませんでした。
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2016年12月 6日 (火)

薪ストーブのフェンス

いよいよ冬到来、薪ストーブの季節になりました。

孫たちがやってくる前に安全対策を施さねばと、いろいろと思いめぐらしました。実は昨年、孫たち滞在中は薪ストーブの使用を控え、替わりの暖房器具を使用したので、結構寒かった記憶があります。

木製のフェンスをつくることを念頭に、シーズン間際までいましたが、孫が寄りかかったり、よじ登ったりした際の頑丈さ、火災に対する安全性などを考えると、鉄製の製品が一番安心できるとの結論。はっきり言えば、自分の大工技術に自信がなかったということです。

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デンマーク製『ハースゲート』のフェンスを設置したところです。まるで薪ストーブちゃんが柵の中に閉じ込められているようですが、慣れると結構いいものです。大小の部品を組み合わせて、大きさや形を自在に設計できる、優れものです。

ドナルド・トランプさんが映画に

レンタルビデオ屋さんで洋画を2本借りてさっそく鑑賞。

どちらもヒュー・グラント主演のラブコメディー。彼の映画は毒気がなくて、無条件で楽しめるのが好きです。男の哀愁も一寸あるし。

最初に見たのが『ツゥー・ウィークス・ノーティス』。市民に愛される公民館を守るために、その地域の開発を進める不動産屋に弁護士として就職したサンドラ・ブロックが、社長のヒュー・グラントといろいろあって、最後は結ばれるという何の変哲もないストーリーですが、これが結構面白い。

そして驚いたことに、何と途中、慈善事業のパーティーの場面に本物のドナルド・トランプさんが役名もトランプのまま、やはり不動産関係のやり手として登場する。2003年封切りの映画だが、トランプさんの容姿はほぼ現在と同じ。

映画では、サンドラ・ブロックとの約束を守って、公民館を残したヒュー・グラントは最後は社長の座を追われて失職するが、はたしてトランプさんは弱者にどんな政治をしてくれるだろうか。




2016年8月 3日 (水)

気になる熱放射型冷暖房装置

岩手県八幡平市にあるピーエス工業のIDICを訪ねた。今から20年近く前から気になって仕方がない空調について実体験をするためだ。

ショールームと工場を兼ねた建物の中は極めて快適。建物の前には広葉樹が茂っているお陰で、窓から差し込む光は木漏れ日。その分、建物内部の温度上昇は抑えられている。冬は葉が落ちるために、日が差し込んでその分暖かくなる。

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オフィスの中にはバナナ、ハイビスカスなどの南方系から、詳しい名前はわからないがスプルスに似た北方系まで、多様な植物が生き生きと育っている。ハイビスカスはオフィスの気候に順応した結果、毎年2月ごろに開花するという。

建物の中は風のない無風の状態で、部屋全体が軽く冷えている。洞窟やムロの中で感じるひんやりとした空気感と同じである。換気のために窓の一部がわざと開けてあるが、暑い外気の影響は感じられない。

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室内の温度調整は、暖房器具のオイルヒータなどで見かける羽が何枚も連なったラジエターに冷水を循環させ、そこから出てくる冷たい輻射熱で建物内部を冷やす。その時にラジエターの表面は結露して水が垂れるため、ラジエターの下には雨樋状の結露水受けがある。結露によって空気中に含まれる湿気も取り除かれる。

この冷たい輻射熱によって室内は洞窟や地下室、あるいはムロに入ったかのようにひんやりとした環境になる。通常のエアコンが冷たい空気を部屋中に拡散させる代わりに、冷たい輻射熱を部屋中に静かに伝えるのが本装置の特徴である。例えて言うなら、氷の塊が部屋の中にあるような状態である。

風がないので、部屋の中は極めて静か。最近はワインセラーにもこの方式を使う例が増えているとか。ワインセラーはもともと古いお城の地下室のような場所なので、同じような環境をつくることができるという訳だ。

敷地内には装置を家庭生活で実感できるようにと、ゲストハウスが用意されている。

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ゲストハウスには数台の装置が設置されていて、丁度間仕切り用のレースのような感じにも見え、オシャレだ。

台所のパントリーにもこの装置が設えられ、ワインや野菜が適温下で保管されている。野菜は、風のない冷たい環境下で保管されると、普通の冷蔵庫の野菜室の中でよりもずっと長持ちするそうだ。

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循環する水を冷やすために汲み上げられた地下水は、使用後地上の小川を伝って再び地中に戻される。

冬はラジエターを循環する水を温めるのので、暖かな熱がラジエターから放射されることになる。

このように、年間を通じてこの装置を稼働させることによって、室内の気温の較差を小さくなり、マイルドな温度環境になる。冷やした空気、あるいは温めた空気を送風する従来の冷暖房よりもエネルギー使用量もかなり小さくなるそうだ。

オフィス内にはピアノがあり、時々はコンサートも開催されるとか。窓の前に広がる森、森の空気に包まれたような室内、そんな中で静かに演奏を聴いてみたいものだ。

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2016年7月30日 (土)

象潟の風景

江戸時代は、九十九島・八十八潟と呼ばれる景勝地。

「東の松島 西の象潟」と呼ばれ、松尾芭蕉の『奥の細道』(1689年)でも

『象潟や雨に西施がねぶの花』

と詠われている。

しかし文化元年(1804年)の象潟地震で海底が隆起し、陸地化した。現在はところどころに点在する島が田んぼの中に浮かんでいる。田植えの頃は田んぼの水もに映りこんで、九十九島の当時を彷彿とさせる景色だそうだ。

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気になる1冊

  • ★井川 聡: 『超高層から茅葺へ』
    海鳥社 2012 日本設計の池田武邦さんがハウステンボスの設計にかけた情熱とその源泉について、ドキュメンタリー的に記されている。茅葺に興味があったので手に取ってみたが、ハウステンボスの設計思想とその実態について初めて知ることが多く、ぜひ一度行ってみたくなった。
  • ★ヨースタイン・ゴルデル著 猪苗代永徳訳: 『オレンジガール』
    命のバトンタッチの意味。
  • ★籔内佐斗司: 『壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復』
    一緒に仕事をする機会には恵まれませんが、いつも気になっている方が仏像と修理について書き下ろした本です。
  • ★バージニア・リー・バートン 著 まなべ まこと 監修 いしいももこ訳: 『せいめいのれきし』 改訂版
    恐竜研究の第一人者・真鍋真氏が監修した絵本。絵本と言ってもかなり高度な内容です。生命のバトンタッチを分かりやすく描いたもの。
  • ★日本博物館協会 (編集): 『博物館資料取扱いガイドブック-文化財、美術品等梱包・輸送の手引き-』
    美術品梱包輸送技能取得士認定試験の制度が始まって4年が経ちます。認定試験を受ける人のための教科書であるとともに、美術品の展示、輸送に携わる人々にもとても役立つ本です。
  • ★ケヴィン・ヘンクス著 多賀京子訳: 『マリーを守りながら』
    自分にも娘がいるが、少女のころの彼女の気持ちを理解、解りあえることは難しかった。父親と幼い娘の間の気持ちの揺らぎを描いた作品。
  • ★藤沢修平: 『三屋清左衛門残日記』
    60歳で定年後、特任研究員として再雇用された時、これから先の時間を如何に過ごすか想像できなかったとき、ご隠居という言葉を理解しようと思って読んだ本。
  • ★ローズマリ・サトクリフ著 灰島かり訳: 『ケルトの白馬』
    イギリスの山肌に描かれた巨大な白馬の絵。その起源を求めて太古の物語にヒントを得て描かれた本。敵に滅ぼされた部族に生き残ったわずかな人々が新天地に旅立っても、彼らの先祖が馬乗りの名手であったことを地上に永遠に刻み込むために、敵方のために描いた白馬。
  • ★K.M.ベイトン著 山内智恵子訳: 『駆けぬけて、テッサ』
    血統には恵まれてはいるが、視力に問題を抱えたサラブレッド・ピエロとともに、自分の道を懸命に探し続ける少女テッサが苦難を後超えて、グランドナショナルで勝利をつかむ物語。馬の心理描写が素晴らしかった。
  • ★夢枕獏: 『大江戸恐龍伝』
    真友の立原位貫さんが装幀と各巻扉絵を描いています。