ヤマガラちゃん
この冬、葉が落ちた冬枯れのハクモクレンの枝に鳥の巣がぶら下がっているのが見つかったことを、昨年の12月7日付けのブログに書きました。
その巣はヤマガラのものではないかと推測していますが、確たる証拠はありません。なぜそのように推測するかと言えば、昨年の夏から秋、冬にかけて数羽のヤマガラ、シジュウカラがしばしば庭を行き来し、隣のえさ場でもらったヒマワリの種を我が家の庭でゆっくりと食べる姿を幾度となく目撃しているからです。我家の庭が安心できる場所だからひっきりなしに来るのではなかろうかと思っています。つまり故郷だと。
お隣のえさ場にはもうひまわりの種は置いてありませんが、ヤマガラたちは餌を求めて相変わらずやってきます。お隣は野鳥好きのご夫婦で、自然環境的配慮から野鳥を森に返すために、餌やりを止めておられるのです。
そしてとうとうその時が来ました。4月21日金曜日の朝8時頃、やってきたヤマガラに気付いた私は、好きかどうかわからない朝食のミューズリーを手に載せて、そっと差し出しました。するとどうでしょう。少しづつ近づいてきて、とうとう手のひらに乗ったのです。それも一瞬ではなく10秒くらい。
その時の感激は何とも言えません。柔らかな足の爪が私の皮膚を握り、くちばしの先で指をつつくようなしぐさは、ミューズリーではなくてひまわりの種だとでも言っているのでしょうか。この瞬間、この子は我が家の庭で生まれた子だと確信しました。(本当かどうかはもうどうでもいいかな)
ちなみにミューズリーは乾燥した穀物やフルーツをミックスしたもので、牛乳などをかけて食べるので、ちょっと硬いかもしれません。
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