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2016年12月

2016年12月12日 (月)

四人目の博士

我家のプレセピオには東方の博士が揃っていないと申し上げました。普通は三人の博士ですが、我が家のプレセピオは二人の博士です。でもこの他に四人目の博士がいるのを皆さんはご存知ですか。

それについて書かれたブログ記事を引用したいと思います。

Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~ 気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)』(2009年12月24日 | 人生覚書き)より(http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/f513b1b7f2eb3d85963b5b356b8c57e3

イエス聖誕の際、東方の三博士がやって来て贈り物を捧げ、イエスを拝したという。(マタイ2:1~12)

この「博士」あるいは「賢者」と訳される「マーゴイ」(ギリシャ語:μάγοι、マギ)の原義は天文学者で、英語の「magic」(魔術)の語源となった言葉である。

聖書には東方から来た博士の人数は書かれていないが、「三人」とするのは黄金・乳香・没薬の3つの贈り物からとされ、それぞれ王権、神性、そして将来の受難である死を象徴するという。

西洋では7世紀からメルキオール、バルタザール、キャスパーの名がこの三博士に当てられている。(わかる人にはわかるネタ・・)

青年の姿の賢者・メルキオールが黄金を、壮年の姿の賢者・バルタザールが乳香を、老人の姿の賢者・キャスパーが没薬を贈ったとされる。

 

さて、それでは四人目の博士の話・・。

 

 

 

ペルシアのエクバタニアという町にアルタバンという男がいた。

彼はマギと呼ばれたゾロアスター教の学者のひとりであった。

ゾロアスター教徒は天文学者であり、善と光の探究者であり、信仰者であった。

アルタバンは仲間のマギに言った。

もうすぐ三人の博士たちと合流し、イスラエルに王として生まれると約束されたお方に会いに行くと。

持っているものを全て売り払い、アルタバンは三つの宝石を買った。

サファイア、ルビー、真珠であった。

それらを王様にお捧げするのだという。

そうしてアルタバンの旅は始まった。

ニムロデの丘で三博士と会い、七つの天球の寺院へ行くまで、あと10日しかない。

しかし、寺院の近くまで来た時、道に横たわって死にかけている男に出くわした。

アルタバンは男に水をあげて介抱すべきか、三博士たちに会うために急ぐべきかと考えた。

マギたちは、天文学者であると同時に医者であったため、アルタバンは足をとめた。

何時間もの間、病を治すことのできる腕のいい癒し人だけができる治療を行い、ついに、男は力を取り戻した。

アルタバンが急いで寺院に着いた時には、友の博士たちは既に去った後だった。

彼は仕方なくサファイアを売り、ラクダの列と食料を買って旅をすることにした。

彼がベツレヘムに着いた時、それはちょうどヘロデ王の兵士たちがベツレヘムの男子の赤ん坊を皆殺しにしていた時だった。

ある家のドアが開いていて、アルタバンには母親が子供に子守唄を歌うのが聞こえた。

その母親は、ベツレヘムに三人の博士が来てから今日で三日だという。

博士たちはヨセフとマリアと赤ん坊を探し出し、贈り物を足元に置いたそうだ。 そして、来た時と同じように不思議に姿を消したと。

ヨセフはその夜、マリアと赤ん坊を連れてひそかに逃げた。

それは遠く、エジプトへ・・とささやいた その時、突然、外で何か騒ぎが起こった。

女たちが叫んでいた。

「ヘロデ王の兵隊が子供たちを殺している!」と絶叫する声。

アルタバンが外に出ると兵隊が血の滴る剣と血まみれの手で、こちらへなだれ込んでくるではないか。

隊長がこの家に差し掛かると、アルタバンが彼を止めた。

そして、ルビーをやるからこの親子を見逃してくれと頼んだ。

その後、アルタバンは、さらに王を探すためエジプトへ行き、この一足先にベツレヘムを去った小さな家族の行き先を探して回った。

33年の間、アルタバンは王を探し続けた。

その間、貧しい人々や病んでいる人々を助けた。

そして、ついに過ぎ越しの祭りの季節がくると、エルサレムに着いた。

エルサレムでは大きな暴動が起こっていた。

突然、兵士に引きずられてきた奴隷の少女が兵士から逃げ、アルタバンの足元に投げ出された。

最後の宝石、真珠を取り出し、彼は少女に渡した。

「これを手切れ金に。娘さん!これは、王にささげるためにもっていた最後の宝石だ」 アルタバンがそう言っているとき、大きな地震が起こった。

屋根瓦が彼を直撃した。

アルタバンは、死が近いことを知った。

もう王を探すことができない。

王を探す旅は終わりをつげ、彼は約束を遂げられなかったのだ。

手切れ金で自由になった少女が、この死にかけの老人を抱きかかえると、優しい声が聞こえ、アルタバンの唇がかすかに動くのが見えた。

「ああ、主よ。お会いしたいとお探ししましたが、お許しください。贈り物をお持ちしたかったのですが、今は何もありません」

「アルタバン、おまえは既にわたしに贈り物をくれたのだよ」

「神よ、どういうことですか・・?」

しかし、はっきりとした声がまた聞こえ、少女はそれを聞いた。

「私が飢えていた時、おまえは食べ物をくれた。

私が渇いているとき、おまえは飲み物をくれた。

裸でいた時、着るものをくれた。

家がなかった時、おまえは私を家に通してくれた」

「いいえ、そうではありません、救い主よ。

あなたが空腹だったところ、渇いたところを見たことがありません。

服を着せて差し上げたことも、家にお招きしたこともありません。

33年間、あなたを探し続けましたが、お顔を見ることも、お世話することもありませんでした。

わが王よ、お会いしたのは今が初めてです」

「いつでも、もっとも小さき私の兄弟たちにしてくれたことは、私にしてくれたのと同じなのだよ」

「聞こえたかい?イエスさまがおっしゃるのを。

王様を探しだしたんだ。

王様を見つけたんだ。 そして私の贈り物全てを受け取られたのだよ」

長い、安堵の息が、アルタバンの唇から静かにもれた。

彼の旅が終わった。

彼の宝物は受け取られた。

もうひとりの第四の賢者が王を見出したのだ。

王はこう言われる。

「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。」(マタイ25:40)

2016年12月11日 (日)

クリスマスシーズンの味覚

この時期は家の中でゆっくりと味わいたい。

盛岡産の真っ赤なリンゴと新潟産のブライトイエローのル・レクチェのツーショット。甘酸っぱくて実がしっかりと硬いリンゴ、軽く甘い発酵臭がして実がとろけそうな洋ナシ。

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イタリアではクリスマスシーズンに必ずと言っていいほど食べるパンネットーネ。バールの店先に今頃になると山積みになっていたのを思い出す。綺麗なご婦人がパンネットーネの包みを両方の腕にもって、飛行機に乗り込んできたことも思い出す。

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年の暮れのいろんな集まりにと、一度に三本まとめて仕込んだロースハム。

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陸前高田市の神田葡萄園で仕込まれたロゼと白の新酒ワイン。昨年からワイン作りを再開しています。すっきり感が強い、呑みやすいお酒だ。ロゼは直ぐに売り切れる人気商品だそうだ。

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2016年12月 9日 (金)

プレセピオ

クリスマスが近づくとプレセピオを押し入れから出して飾り付ける。正確に言うと、2016年の場合、待降節が始まる11月29日からがクリスマスシーズンということだろうか。

プレセピオは、キリストの生誕の場面を作り出すためのさまざまな人物をかたどった人形で、大きさや、形、嗜好がいろいろとある。カトリック教会に行けば、たいていはお御堂の入り口付近に飾り付けてある。

クリスマスイブまではキリストは飾られていない。まだ生まれていないから。クリスマスからマリアとヨゼフの間に飼葉桶に眠るキリストが登場する。だから、今はまだキリスト不在のプレセピオ。

プレセピオは新年を迎えて、1月の第2週(正式には主の公現)のころまでずっと飾られたままで遥か昔にローマで暮らしたころ、新年の教会を巡って、プレセピオを楽しんだ。仕掛けがあって動き出すもの、イルミネーションがまぶしく輝くもの、等身大の大きな人形など、結構面白かったことを思い出す。

我家には、ローマの友人がくれた人間の指の大きさのプレセピオと、リサイクルで見つけた陶器製のやや大ぶりのプレセピオがある。

小さい方は丸盆の中に飾り付けて、家の中で場所を適当に移し替えながら楽しんでいる。

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大きな方は棚の上に飾り付けるが、実は東方の三博士の一人が行方不明で、足りない状態だ。まだベツレヘムに到着していない。もしかしたら、どこかで替わりを探さないといけない。

更に四人目の博士がいるとも言われています。もちろん、彼はベツレヘムにたどり着くことはなかった。(http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/f513b1b7f2eb3d85963b5b356b8c57e3 参照

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しみじみと一年を振り返るこの時期の風物詩だ。

2016年12月 7日 (水)

落ち葉

11月の終わりころ、わが家の小さな庭は落ち葉と紅葉でとても賑やかでした。ブナの木にはメジロ、ジョウビタキなどが飛んで来ては、盛んに木に巣くった虫を啄んでいました。丁度体調が悪く、何日も家の中で過ごしていた時期なので、季節が移ろう様子をじっくり見ることができました。

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今では木々もすっかり葉を落とし、寒空の中でいよいよ冬本番を迎えようとしています。まだ若干の枯葉がのこるブナの木の枝に、エメラルドグリーンの山繭がぶら下がっていました。以前はよく見かけたものですが、最近は珍しい。
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ハクモクレンの枝に何やら籠のようなものが見えました。近づいてみると、藁やビニール、糸状の植物繊維など、いろいろな材料で編まれた巣のようです。どんな鳥がここで巣作りをしていたのか、全く気付きませんでした。
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2016年12月 6日 (火)

歌田先生が平成28年度文化庁長官表彰被表彰者に決定

文化庁長官表彰は「文化活動に優れた成果を示し,我が国の文化の振興に貢献された方々、又は、日本文化の海外発信,国際文化交流に貢献された方々に対し、その功績をたたえ文化庁長官が表彰する。」とある。歌田眞介先生が表彰されることになった。受賞者のリストはこちらを参照。「2016120202_besshi01.pdf」をダウンロード

歌田先生は保存修復の分野で油彩画の技法材料、修復技術について研究と実践を続けてこられた方だ。創形美術学校修復研究所の所長として、民間の研究者の立場で長く活動されてきた。

国がやらないことを、弱小な一民間機関が徹底してやり続ける。油彩画の修復は、修理前、途中、修理後と、あらゆる段階でカルテや記録写真を作成し、整理して恒久的に保管する必要がある。40年以上も前にそのことを説き、実際に修復研究所で始めたヒトである。

多くの人たちがその影響を受けた。私もその一人と任じている。東京国立博物館の保存修復カルテ作りは始まってまだ20年にも満たない。歌田先生の強い思いを引き継いだつもりだ。

国がやらないことを民間が始める。すると国は丁度いい出来合いの頃を見計らうように国の機関に招き入れる。こうしたやり方が幾度も繰り返され、今日に至っている。これが日本流とするならば、民間がしっかりしなければ国の将来はないことになる。

歌田先生、おめでとうございます。

薪ストーブのフェンス

いよいよ冬到来、薪ストーブの季節になりました。

孫たちがやってくる前に安全対策を施さねばと、いろいろと思いめぐらしました。実は昨年、孫たち滞在中は薪ストーブの使用を控え、替わりの暖房器具を使用したので、結構寒かった記憶があります。

木製のフェンスをつくることを念頭に、シーズン間際までいましたが、孫が寄りかかったり、よじ登ったりした際の頑丈さ、火災に対する安全性などを考えると、鉄製の製品が一番安心できるとの結論。はっきり言えば、自分の大工技術に自信がなかったということです。

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デンマーク製『ハースゲート』のフェンスを設置したところです。まるで薪ストーブちゃんが柵の中に閉じ込められているようですが、慣れると結構いいものです。大小の部品を組み合わせて、大きさや形を自在に設計できる、優れものです。

ウーバー Uber に乗りました

10月下旬、まさに米大統領選挙最終盤のワシントンに、講演のため出かけてました。雨に降られることなく快適な1週間の滞在でした。そして何よりも美しい晩秋の景色は、それまで数か月の間、準備に追われてへとへとの状態の自分を癒してくれるのに十分でした。

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ヒラリー・クリントンさんとドナルド・トランプさんがデッドヒートの選挙戦を演じている割には、首都ワシントンは静かなもので、全くそうした気配は感じることがありません。

ワシントン滞在最後の夜、夕食に招かれてワシントン郊外にある友人宅に出かけました。近所には、中心部から続く長い森の公園や、たくさんの大使館関係の建物がある落ち着いた地域です。友人の裏庭には奥さん用のアトリエ建設が始まったばかりで、彼の自慢の庭は現在はちょっと荒れていました。アトリエが完成したら今度は庭造りだと言っていました。

さて、夕食をいただき、ひとしきり思い出話や世間話に花が咲き、時間は10時を少し回った頃でした。そろそろいとまをということで、タクシーを呼んでもらえるよう尋ねると、ウーバーをすでに手配してあるとのこと。『ウーバー』なんて聞いたこともなし。なんのことだか全くわからず、聞いてみた。日本で言えば『白タク』に当たるのだろうか。

ウーバーを運営する会社に、自家用車を所有している個人が登録すると、タクシーのように人の送迎ができるシステムで、ちょっとした小遣い稼ぎになるようです。『白タク』というと、なんだか怖そうですが、さにあらず。本物のタクシーに乗っても、ぼられるとかの危険はしょっちゅう聞きます。でもウーバーはネットにつながっているため、履歴が完全に残ることから犯罪の抑止効果があり、万が一問題が発生すると、利用者の通報により、瞬く間にネット上で全体に広がり、その結果問題を起こしたドライバーはその後一切の仕事が来なくなるという。ネット社会を上手く使った監視システムでしょうか。限られた資源を有効に使うシェアリングという考えに即した車の利用の仕方とも言われています。

今回迎えに来てくれたウーバーは、友人がよく利用する近所の黒人女性で、ほとんど新車のRV車で、道案内はスマホでした。娘の結婚式費用を少しでもねん出するためにウーバーを始めたそうです。丁度、収穫感謝祭前のワシントンの夜道でした。


New島根県人会発足

番組制作会社の中島さん、アナウンサーの山本さんと久しぶりに呑み会を開きました。(山本ミシェールさんのfacebookをご覧ください。)


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海外向け放送NHKワールドTVで、今年上半期に文化財の保存について取り上げていただいた番組でお世話になった方々です。

話が盛り上がっていくと、三人とも両親が島根県出身であることが分かったのです。そんなこと全く考えたこともなく、集まった三人なのですが。丸もちと生海苔のお雑煮、笹ガレイの一夜干し、のやき(かまぼこ)など、文化圏が同じであることが何とも不思議な癒しの気分になりました。

そこで急遽、県人会を結成する次第となり、年明け早々には新年会を計画しておるところです。だんだん。

ドナルド・トランプさんが映画に

レンタルビデオ屋さんで洋画を2本借りてさっそく鑑賞。

どちらもヒュー・グラント主演のラブコメディー。彼の映画は毒気がなくて、無条件で楽しめるのが好きです。男の哀愁も一寸あるし。

最初に見たのが『ツゥー・ウィークス・ノーティス』。市民に愛される公民館を守るために、その地域の開発を進める不動産屋に弁護士として就職したサンドラ・ブロックが、社長のヒュー・グラントといろいろあって、最後は結ばれるという何の変哲もないストーリーですが、これが結構面白い。

そして驚いたことに、何と途中、慈善事業のパーティーの場面に本物のドナルド・トランプさんが役名もトランプのまま、やはり不動産関係のやり手として登場する。2003年封切りの映画だが、トランプさんの容姿はほぼ現在と同じ。

映画では、サンドラ・ブロックとの約束を守って、公民館を残したヒュー・グラントは最後は社長の座を追われて失職するが、はたしてトランプさんは弱者にどんな政治をしてくれるだろうか。




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気になる1冊

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    海鳥社 2012 日本設計の池田武邦さんがハウステンボスの設計にかけた情熱とその源泉について、ドキュメンタリー的に記されている。茅葺に興味があったので手に取ってみたが、ハウステンボスの設計思想とその実態について初めて知ることが多く、ぜひ一度行ってみたくなった。
  • ★ヨースタイン・ゴルデル著 猪苗代永徳訳: 『オレンジガール』
    命のバトンタッチの意味。
  • ★籔内佐斗司: 『壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復』
    一緒に仕事をする機会には恵まれませんが、いつも気になっている方が仏像と修理について書き下ろした本です。
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    自分にも娘がいるが、少女のころの彼女の気持ちを理解、解りあえることは難しかった。父親と幼い娘の間の気持ちの揺らぎを描いた作品。
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    60歳で定年後、特任研究員として再雇用された時、これから先の時間を如何に過ごすか想像できなかったとき、ご隠居という言葉を理解しようと思って読んだ本。
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    イギリスの山肌に描かれた巨大な白馬の絵。その起源を求めて太古の物語にヒントを得て描かれた本。敵に滅ぼされた部族に生き残ったわずかな人々が新天地に旅立っても、彼らの先祖が馬乗りの名手であったことを地上に永遠に刻み込むために、敵方のために描いた白馬。
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  • ★夢枕獏: 『大江戸恐龍伝』
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