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白川郷から車で富山県の南西の端にある五箇山に向かった。五箇山も白川郷とともにユネスコ世界遺産に登録された合掌造りの集落がある。
白川郷は大型バスを連ねて外国人観光客がやってくる観光地であるが、ここ五箇山はそれに比べるとひっそりとして静かなものである。
五箇山には原料の楮が豊富で、豊かな水があるため、古くから和紙作りの盛んな里であった。
この地域の紙すき歌に
雪にうもれて紙すく村は、
野積四谷にオワラ五箇五谷
五箇の五谷に野積の四谷
一日紙すきゃオワラ千になる
野積谷と五箇山の地域のあちこちで紙が漉かれていた様子がわかる。「千になる」とは千両になるということらしい。
五箇山和紙の里では紙漉き体験ができるほか、漉いたばかりのいろんな種類の和紙、和紙を使った工芸品が販売されている。
この地域での和紙作りを束ねるのが五箇紙協同組合で、輸入の楮に頼ることなく、1町歩弱の桑畑を楮畑に変えて、今でも自前の楮を栽培し、和紙の原料としている。
そこで働く和田さんにいろいろと教えていただいた。
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