« 2016年5月 | トップページ | 2016年7月 »

2016年6月

2016年6月25日 (土)

白川郷

長年の夢。白川郷に出かけた。

高山から車で難所の天生峠(あもうとうげ)を越えた。下り終わると、小さな集落にひっそりたたずむ合掌造りがお出迎え。

R0015244

そこから、いわゆる白川郷に到着すると、さすがにユネスコ世界遺産だけあって、ものすごい観光客が訪れている。

大きな駐車場に車を止め、外国人観光客に交じって見晴らし台に登ると眼下に郷が広がっている。雨上がりで空気が澄んでいるためか、遠くまでよく見えた。

R0015258

R0015243

ざっと見て30棟くらいの茅葺合掌造りの建物がのこっている。圧巻だ。

内部を公開している重要文化財の民家。

民宿を経営している民家。

日本ナショナルトラストが買い取って保存を進めている民家。

そういったこととは関係なしに、生活を続ける一般の民家。

茅葺をトタン葺きに変えた民家。

いろいろなスタイルがある。

R0015261

R0015259

R0015190

R0015260


2016年6月24日 (金)

神馬見参

6月11日(土)、サミットを終えたばかりの伊勢を訪れた。

朝、5時に内宮前の駐車場に到着し、暫く自家用車の中で休憩をしてから、6時過ぎに出発。

宇治橋を渡っていよいよ内宮へ。

R0015253

偶然、毎月1日、11日、21日など1の付く日は、神馬が内宮に参る日だそうだ。8時ころまでぶらぶらしていると、栗毛の神馬が神官に伴われてやってきた。

R0015066

内宮前で、神官とともに神馬も拝礼。

R0015256

R0015257

ネットで調べると白馬もいるようで、勝手に白い神馬とばかり思いこんでいたので、栗毛の馬がとても新鮮。

2016年6月22日 (水)

石垣島は夏景色

仕事で石垣島を訪れた。

本土は今梅雨の真っ最中で、昨日から九州地域は記録的な大雨。関東では雨が少なく、取水制限も始まるそうだ。

朝5時辺りはまだ暗く、6時頃になってやっと明るくなる。ホテルの外に出ると、すでに気温が相当に高い。

蝉がすでに鳴いている。もう真夏だ。水平線の上には入道雲が湧き立っている。気持ちいい。

R0015222

一時間近く海の近くを散歩。公園では地元の老人が、朝のひと時を木陰でゆったりと過ごしている。

R0015221

気持ちのいい一日が始まった。感謝

2016年6月15日 (水)

みんなの森 ぎふメディアコスモス

伊東豊雄さんが設計した「みんなの森ぎふメディアコスモス」を見に出かけた。

2015年7月に岐阜市内に新しくオープンした図書館である。

住所: 〒500-8076 岐阜県岐阜市 司町40番地5

電話: 058-265-4101

R0015191

建物の外観は曲線が多く使用され、正面左側には仮設テントでよく見られる花を逆さにしたような屋根をもつコンサバトリーに Starbucksが出店している。

面白い空間であると噂で聞いていたので、中に入る前から楽しみ、ドキドキ。日曜日ということもあって沢山の市民が来館していた。お陰で駐車場は超満車状態で、長蛇の列。

中に入ると蜂の巣の中にいる様な空間が広がっている。天井は木材板が幾重にも交差しながら、何層構造に重ねてあり、カッパドキアの洞穴を連想させるようにうねっている。

その天井からクラゲのような大きな傘が下がり、その傘の下に図書館のいろいろなコーナー設置されている。クラゲの傘は直径が10メートル以上、メッシュ状の生地に模様が織り込んである。

R0015193

傘の下には貸出や図書検索のコーナーがあったりする。図書は傘から外れた空間に、高さ150センチほどの低い本棚に配架されていて、フロア全体が見渡せる。

R0015195

読書コーナーも大きな傘の下にあり、ゆっくりと蚊帳に包まれるような感じで、集中できる。

R0015197

エネルギー問題に正面から向き合った建築設計だと聞いているが、詳しいことは自分自身よく分かっていない。これから勉強してみようと思う。

2016年6月 7日 (火)

渡辺一郎個展

銀座・光画廊で渡辺一郎氏の個展が開催されている。

渡辺さんは、私が保存修復の分野に縁ができるきかっけとなった創形美術学校修復研究所(今は修復21)で長く油彩画の修理に携わってきた人だ。

 Kamba_20watanabe16_2                       卵と水  325×210㎜ 紙・油彩

創形美術学校では、フランドル絵画の研究を通じて、西欧油彩画の古典技術を学び、その技術をオリジナル作品の製作、そして油彩画修復に応用している。

彼の作品の魅力は透明な光の美しさであり、日常の何でもないものへの限りない愛情のある眼差しだ。

同氏の作品に囲まれた画廊の空間は清々しさに満ちている。

光画廊

〒104-0061 東京都中央区銀座7-6-6 丸源ビル24 1F
03-3572-1855
2016年6月6日(月)~11日(土)

2016年6月 1日 (水)

講演録 福島から語る

G7主要国首脳会議が終わった。洞爺湖サミットからの8年間に東日本大震災という、国を揺るがす大災害が発生し、その影響は今も深く社会の隅々に及んでいる。

TVニュースや新聞で知る限り、我国の首相の口から東日本大震災をどう乗り越えようとしているのか、それに言及する場面はなかった。リーマンショック、リーマンショックと繰り返す首相は、経済最優先を一層強く印象付けた。

リーマンショックもさることながら、国民的には東日本大震災の方が大きなリスクであったと思いたい。今もそのリスクは継続している。常磐自動車道を広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、南相馬市と通過してみて欲しい。富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、そこには人気のない人家、荒れた田畑、除染の残土の集積場が延々と続く。大切な故郷を追われた人の苦しみを思うと、涙が止まらない。

避難民として故郷を離れた人々はどこに行ったのか。避難民という語感は、「遠くない将来に、慣れ親しんだ故郷の自宅に確実に帰ることができる」というものだが、帰還困難地域には近い将来には戻ることは不可能だ。

国を捨てて、他国に生命の安全を求めるのが難民。戦争や紛争、政治的暴力など、生命が国家によって保証されないときには、やむなく国を捨てる。放射能という目に見えない独裁者が、人間だけではなく、すべての生き物を脅かしている。魔の手から逃れるために故郷を離れざるを得ない。正に難民である。

2011年3月12日に始まった独裁者の過酷な仕打ちによって、人々は行く先も分からず、取るものも取りあえず、故郷を後にした。到着した先は落ち着けるような場所ではなく、寒さやのどの渇き、空腹に苦しみ、寝る場所もないほど避難民であふれている。

自治体が用意したバスにはペットは乗せられない、親は病気だ。かといって自家用車にはガソリンが乏しく、どこまで辿りつけるかわからない。今すぐ判断しなければならない。病気の親と連れだって、どこに逃げればいいのか。やっと得ることのできたしばしの安住の地で、地域から孤立、家族は離散。

想像を絶する苦労を味わい、乗り越え、今も多くの方々が故郷を遠く離れて暮らしている。

CTVC講演録『福島から語る 3.11以降を生きる人びとの声』を読んでほしい。

名前(ふりがな)、住所、電話番号、メールアドレス、必用部数、申込日を明記して、カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)にファックスで連絡すると、送料分だけ負担する形で、着払いで到着する。本体は無料。

ファックス番号は03-6721-1422

カトリック東京ボランティアセンター

〒106-0032東京都港区六本木4-2-39

« 2016年5月 | トップページ | 2016年7月 »

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ

気になる1冊

  • ★井川 聡: 『超高層から茅葺へ』
    海鳥社 2012 日本設計の池田武邦さんがハウステンボスの設計にかけた情熱とその源泉について、ドキュメンタリー的に記されている。茅葺に興味があったので手に取ってみたが、ハウステンボスの設計思想とその実態について初めて知ることが多く、ぜひ一度行ってみたくなった。
  • ★ヨースタイン・ゴルデル著 猪苗代永徳訳: 『オレンジガール』
    命のバトンタッチの意味。
  • ★籔内佐斗司: 『壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復』
    一緒に仕事をする機会には恵まれませんが、いつも気になっている方が仏像と修理について書き下ろした本です。
  • ★バージニア・リー・バートン 著 まなべ まこと 監修 いしいももこ訳: 『せいめいのれきし』 改訂版
    恐竜研究の第一人者・真鍋真氏が監修した絵本。絵本と言ってもかなり高度な内容です。生命のバトンタッチを分かりやすく描いたもの。
  • ★日本博物館協会 (編集): 『博物館資料取扱いガイドブック-文化財、美術品等梱包・輸送の手引き-』
    美術品梱包輸送技能取得士認定試験の制度が始まって4年が経ちます。認定試験を受ける人のための教科書であるとともに、美術品の展示、輸送に携わる人々にもとても役立つ本です。
  • ★ケヴィン・ヘンクス著 多賀京子訳: 『マリーを守りながら』
    自分にも娘がいるが、少女のころの彼女の気持ちを理解、解りあえることは難しかった。父親と幼い娘の間の気持ちの揺らぎを描いた作品。
  • ★藤沢修平: 『三屋清左衛門残日記』
    60歳で定年後、特任研究員として再雇用された時、これから先の時間を如何に過ごすか想像できなかったとき、ご隠居という言葉を理解しようと思って読んだ本。
  • ★ローズマリ・サトクリフ著 灰島かり訳: 『ケルトの白馬』
    イギリスの山肌に描かれた巨大な白馬の絵。その起源を求めて太古の物語にヒントを得て描かれた本。敵に滅ぼされた部族に生き残ったわずかな人々が新天地に旅立っても、彼らの先祖が馬乗りの名手であったことを地上に永遠に刻み込むために、敵方のために描いた白馬。
  • ★K.M.ベイトン著 山内智恵子訳: 『駆けぬけて、テッサ』
    血統には恵まれてはいるが、視力に問題を抱えたサラブレッド・ピエロとともに、自分の道を懸命に探し続ける少女テッサが苦難を後超えて、グランドナショナルで勝利をつかむ物語。馬の心理描写が素晴らしかった。
  • ★夢枕獏: 『大江戸恐龍伝』
    真友の立原位貫さんが装幀と各巻扉絵を描いています。