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2013年12月 1日 (日)

トモダチ作戦継続中

11月26日、キャロライン・ケネディー新駐日大使は被災地陸前高田市を訪問された。http://www.youtube.com/watch?v=7I11c7SMzAw

戸羽市長との面談の中で、ニュースではサプライズと言っていましたが、お土産を市長に渡されました。ネービーブルーの小さな袋から取り出されたのはプラスチックの箱に脱脂綿で大切にしまわれた2個の貝殻でした。一つはカラス貝、もう一つはエボシ貝です。プラスチックケースには『TOMODACHI』と書かれたシールが貼ってありました。

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実はこの話にはもう一つの先行する話があり、それとしっかりと繋がっています。それは、カリフォルニアの海岸に漂着した陸前高田高校システム海洋学科の小型練習ボートが、10月22日にアメリカの市民から陸前高田高校に返還されたことと関係しています。太平洋を海流にのってカリフォルニアに着いた練習船は、漂流中に船体にびっしりと貝が付着して、全く船の外観が分からないほどでした。アメリカ市民によって、船体の文字から船が陸前高田高校のものであることが判明すると、高校生たちも一緒になって船を返還することになり、沢山の民間人の協力で船は無事に陸前高田市に戻ってきました。高田高校は被災して現在建設中のため、ボートは陸前高田市立博物館に一時仮置きされることになりました。

大使が持参してこられたお土産は、ボートをびっしりと覆っていた貝でした。民間人の手によってなされた小さなトモダチ作戦。人々に返り見られることのない一隻のボートが大切に、大切に祖国に戻され、その船体に付着していた貝殻の一部を米国政府の要人である駐日大使がお土産として届けて下さった。届けられたものは何れも小さなものですが、それを届けてくれた人々の気持ちは熱く、小さくて弱いものを決して忘れない、そうした思いに満ちあふれているように思えてなりません。

弱い人々、小さな人々にしっかりと向き合ってくれているようで、胸が熱くなりました。アメリカのトモダチ作戦は今も継続中であることを知りました。

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コメント

船に付着していた貝の種名が間違っていましたのでお知らせします。黒い二枚貝の方がムラサキイガイで、白い方がエボシガイです。種名はすべてカタカナ表記が基本です。エボシガイはカイと名前がついていますが、フジツボの仲間、つまり甲殻類で貝ではありません。詳しく説明をしていなくてすみませんでした。

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