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文化財の保存と、何故かハム作りと薪作りが自分的にはつながっています。

自己紹介文

神庭 信幸(カンバ ノブユキ)

保存科学者、臨床保存修復士、博士(美術)。1954年島根県生まれ。


1973年 島根県立松江北高等学校普通科卒業。

1977年 東京都立大学理学部物理学科卒業。

1979年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程保存科学専攻修了。

1979年 学校法人高澤学園創形美術学校修復研究所研究員(1984年3月まで)。

1979年 東京芸術大学芸術資料館非常勤技術補佐員(1982年3月まで)。

1984年 国立歴史民俗博物館情報資料研究部(1998年3月まで)。

1985年 イタリア・ローマにある国際保存修復研修センター(IICROM)に研究員として滞在。

1989年 文部省在外研究員としてロンドン大学コートルド研究所に留学。

1997年 博士(美術)取得、東京芸術大学。

1998年 東京国立博物館学芸部保存修復管理官。

2001年 東京国立博物館保存修復課長。

2008年 文化財保存修復学会より業績賞受賞。

2015年3月 定年により保存修復課長を辞す。

2015年4月 東京国立博物館特任研究員。


主な著書・論文

■学校法人高澤学園創形美術学校修復研究所時代-専門家としての道を歩み始めたころ

「油彩画の加筆および補筆について」古文化財の科学、26号、pp.74-80 1981年

「ハニカムパネルを用いた板絵の裏打ち方の開発」創形美術学校修復研究所報告、1、pp.26-31、1981年

「高橋由一作品の材料と技法」創形美術学校修復研究所報告、2、pp.14-19 、1982年

「ハニカムコアを利用した板絵の裏打ち方の開発(2)」創形美術学校修復研究所報告、2、pp.34-43、1982年

「若杉五十八「鷹匠図」材料と技法」創形美術学校修復研究所報告、3、pp.34-37、1983年

「高橋由一の油彩画技法の研究」創形美術学校修復研究所報告、3、pp.24-33、1983年


■国立歴史民俗博物館情報資料研究部時代(第1期)-絵画材料と技術について特に注目したころ

「高橋由一の油彩画技法の研究(第2報)」創形美術学校修復研究所報告、4、pp.21-34、1984年

「小金銅仏ガンマ線透視撮影法の改良」古文化財の科学、29、pp.35-42、1984年

「グッゲンハイム美術館展の環境コントロール」東京都美術館、1984

「紫外線写真,紫外線蛍光写真,赤外線写真のためのテクニカルノート」創形美術学校修復研究所報、5、pp.56-61、1985年


■国立歴史民俗博物館情報資料研究部時代(第2期)-天然素材と湿度調節など環境に力を注ぎ始めたころ

「Report On A Study Of Natural Materials As RH Buffers And Application To A Showcase」、国際保存修復センター(IICROM)招聘研究員研究報告書、Rome、1986年

「高橋由一の油彩画技法の研究(第4報)」創形美術学校修復研究所報告、6、pp.24-37 、1986年

「橋由一の油彩画技法の研究(第5報)」創形美術学校修復研究所報告、7、32-39、1987年

「松岡寿作「ピエトロ・ミッカ半身像」に見られる絵画技術と材料」創形美術学校修復研究所報告、7、pp.27-31、1987年

「高橋由一作品の下地組成」創形美術学校修復研究所報告、7、pp.40-42、1987年

「展示と保存科学-残された課題-」展示学、4、pp.34-43、1987年

「展示と保存科学」日本展示学会誌、4号、pp.34-43、1987年

「天然素材の湿度調節剤への応用」 国立歴史民俗博物館研究報告、12集、pp.139-186、1987年

「Technical Report On The Control Of Museum Climate In Asia And The Pacific Area」Control Of Museum Climate In Asia And The Pacific Area、 国際保存学会(IIC)日本実行委員会、京都、1988年

「博物館展示照明が色材料に及ぼす作用効果(1)」 国立歴史民俗博物館研究報告、16集、pp.263-289、1988年


■国立歴史民俗博物館情報資料研究部時代(第3期)-輸送中の梱包ケース内の温湿度について取り組み始めたころ

「初期洋画の技術的変遷(1)-明治初期油彩画の下地組成-」国立歴史民俗博物館研究報告、19集、pp.357-391、1989年

「輸送中に梱包ケース内で生じる温湿度変化」古文化財の科学、34号、pp.31-37、1990年

「ブルースケールを用いた積算照度の測定と天然染料の堅ろう度の測定」古文化財の科学、35号、pp.23-27、1991年

「初期洋画の技術的変遷(2)-明治初期油彩画の下地組成と石灰質ナンノプラントン-」 国立歴史民俗博物館研究報告、38集、pp.93-100、1992年

『科学の目で見る文化財』 国立歴史民俗博物館編、アグネ技術センター1993年

「相対湿度変化に対する収納箱の緩和効果」古文化財の科学、37号、pp.36-45、1993 年

『高橋由一油画の研究-明治前期油画基礎資料集成-』 歌田眞介編、中央公論美術出版、1994年

『Rubens and his Workshop - The Flight of Lot and his Family from Sodom』 Ed by NAKAMURA,T., Insho-Sha, 1994

「密閉空間に置かれた木材の温湿度変化にともなう伸縮と調湿剤の作用」古文化財の科学、38号、pp.20-27、1994年

「上代裂に見られる色彩の系統色名-国立歴史民俗博物館収蔵資料上代裂帳について-」国立歴史民俗博物館研究報告、62集、pp.107-147、1995年

「19世紀ヨーロッパにおける鉛白の製造法を用いた鉛白の再現と粒子の分析」文化財保存修復学会誌、40号、pp.1-9、1996年
    
『文化財の輸送,展示,収蔵のための小空間における湿度・水分の変化に関する保存科学的研究』学位論文、東京芸術大学、1997年


■東京国立博物館時代(第1期)-保存修復課の立ち上げのころ

「京都大学所蔵「マリア十五玄義図」の調査」国立歴史民俗博物館研究報告、76集、pp.175-247、1998

『色彩から歴史を読む』、神庭信幸・小林忠雄・村上隆・吉田憲司編、ダイヤモンド社、1999年

「大型絵画の輸送と展示-ウジェーヌ・ドラクロワ作『』民衆を導く自由の女神』」MUSEUM、569号、pp.5-32、2000年

「木材およびセラミックス系人造木材の調湿効果」木材学会誌、vol.47、No.2、pp.97-102、2001年

「有機酸パッシブサンプリング法および博物館収蔵庫内における有機酸の挙動」国立歴史民俗博物館研究報告、第97集、pp.29-42、2002年


■東京国立博物館時代(第2期)-臨床保存学の提唱と確立を明確に意識し始めたころ

「FT-IR法を用いた木質保存箱の劣化の解析」文化財保存修復学会誌、vol.47、pp.65-70、2003年

「木の文化は保存の文化」文化財の保存と修復6―科学で探る先達の知恵―、pp.79-88、文化財保存修復学会編、クバプロ、2004年

『東京国立博物館における環境保全計画-所蔵文化財の恒久的保存のために-』MUSEUM、第594号、pp.61-77、2005年

「博物館環境のリスクアセスメント」MUSEUM、No.600、pp.93-106、2006年

「博物館資料取扱論7-保存修復」博物館概論、佐々木利和・松原茂・原田一敏編、pp.124-135、放送大学教育振興会、2007年


■東京国立博物館時代(第3期)-臨床保存学をより具体化して包括的保存システムの確立を考え始めたころ

「Measurement and Analysis of Global Transport Environment Of Packing Cases for Cultural Properties」Preprints of the IIC London Conference 2008, Conservation and Access, pp.15-19, 2008

「博物館における包括的保存システムの構築に関する研究」文化財保存修復学会第31回大会、文化財保存修復学会、2009年

「国際航空貨物における留意点-文化財の輸送環境調査より-」包装技術、No.3、pp.4-8、2010

興味のあること

現状はウォーキング、水泳、ガーデニング、薪作り、薪ストーブ、燻製作り、ガレット作り。できれば乗馬・自転車・映画鑑賞・天体観察を再開したい。